投稿日:2022.06.16
勘定科目とは、取引の内容を分類するために使われる、簿記の科目のことです。
お金を何に使用したかを記録するための見出しのようなものです。
収支計算書に使用する勘定科目はある程度決まっていますが、取引内容に応じて、不足している場合は新たに設定することもできます。
大科目 | 中科目 | 内容 |
宗教活動収入 | 宗教法人本来の活動による収入。 | |
宗教活動収入 | 宗教活動にともない、檀信徒の自由な意思によってなされる収入。 布施収入・御供収入 等。 |
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会費収入 | 檀信徒から徴収する会費。護持会費・維持会費。 | |
寄附金収入 | 宗教法人の運営のために寄付された収入。宗教活動収入と会費収入以外のもの。 | |
補助金収入 | 包括宗教団体などからの補助金、助成金。 | |
資産管理収入 | 資産の運用や売却などによる収入。 | |
資産運用収入 | 預金や有価証券の利子、配当金などから生じる収入。 | |
資産売却収入 | 資産の売却に伴う収入。 | |
雑収入 | 「宗教活動収入」「資産管理収入」以外の収入。 | |
雑収入 | 〃 | |
繰入金収入 | ||
特別(営利)会計繰入金収入 | 特別(営利)会計からの繰入金。 | |
貸付金回収収入 | 金銭貸付の返済による収入。 ※法人税法上の収益事業に該当しないもののみ。 |
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貸付金回収収入 | 〃 | |
借入金収入 | ||
借入金収入 | 宗教法人外部からの借入金による収入。 その年度内に返済する一時借入金については、現金出納帳または財産台帳の負債の部借入金で処理する。 |
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特別預金取り崩し収入 | 一定の目的で積み立てられた預金を取り崩して使用する場合の収入。 | |
基本財産取り崩し収入 | 基本財産として設定された財産を取り崩して使用する場合の収入。 | |
○○積立預金取り崩し収入 | 積立預金を取り崩して使用する場合の収入。 | |
預り金収入 | 給与の源泉所得税、住民税、社会保険料などの預り金。 |
大科目 | 中科目 | 内容 |
宗教活動支出 | 宗教法人の本来の活動費用。 | |
(1) 宗教活動費 | 宗教活動に直接要する費用。 | |
儀式・行事費 | 宗教上の儀式・行事・法要などを行う為の一切の費用。什器備品費、消耗品、法要費など。 | |
教化・布教費 | 教義を広め信者を教化育成するための一切の経費。交通費、通信費、印刷費、宗教者の研修費など。 | |
信者接待費 | 「儀式・行事費」「教化・布教費」以外の信者との交際費、接待費、慶弔費(茶菓子、飲食費)など。 | |
教師養成費 | 教師を養成するための宗教的育成経費 ※住職の子弟の学資金については、給与とみなされる場合がある。 |
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寄附金 | 災害復旧などの寄附金。 | |
雑費 | 宗教活動に要する雑費。 | |
(2)管理費(維持費) | 宗教法人の管理・運営・維持に必要な経費。 | |
会議費 | 責任役員会など会議に要する費用。 | |
事務費 | 事務用品、什器備品、通信費、運搬費、水道光熱費などの事務諸経費。 | |
旅費交通費 | 宗教法人の事務のために要する旅費交通費。 | |
負担金 | 宗教法人が包括宗教団体に支払う負担金。 | |
諸会費 | 包括宗教団体以外の加入諸団体への会費、または他の宗教団体との交際費。 | |
修繕費 | 建物、什器備品、車両などの修繕費。 | |
火災保険料 | 宗教法人所有の建物における火災保険。 | |
公租公課 | 宗教法人の負担する諸税。 | |
雑費 | その他の費用。 | |
人件費 | 給料手当 | |
福利厚生費 | 社会保険料の事業主負担分及び職員の慶弔費。 | |
退職金 | ||
繰入金支出 | 特別会計の資金補充。 | |
○○特別(営利)会計繰入金支出 | ||
資産取得支出 | 資産の取得に要する支出。 | |
○○財産○○取得支出 | ||
貸付金支出 | ||
貸付金支出 | ||
借入金返済支出 | ||
借入金返済支出 | 借入金の返済による支出。 | |
支払利息支出 | ||
特別預金支出 | ||
基本財産預金繰入額 | ||
○○積立預金支出 | ||
預り金支出 | 源泉所得税、住民税などの納付額。 | |
預り金支出 | ||
予備費 | 他の科目の予算不足に充当するためのもの。 |
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